2011年9月29日

さかなのみうら、再開の日です!「町で最初に再開させる」と言いながらも、町民のため物資配布をする毎日。私たちは社長に「物資はいいから開店準備してください!」と半ば強引に活動から外れていただきました。
こちらの店舗を貸して下さる方とは物資配布中に出会いました。お花屋さんだったお店は津波の被害に遭っており瓦礫撤去からの開店準備。当初7月下旬オープン予定だったのが2か月も遅れてしまいました。町の人の中には、「みうらさん始まるまで魚食べないからね!」と仰ってくださっていた方もおられ、この日は大変な賑わいでした。社長のもとにはかつての従業員が戻り、「新鮮なものを安く売る」という方針は再開後も変わらず、箱ごと買う方も目立ちました。被災地では、商店一つ再開する事は、人と人が出会える場が出来る、ということです。「元気だった?」「生きてたー!」「どこの仮設にいるの?」など声を掛け合い抱き合う姿、笑顔と涙あふれる一日でした。

 

 

再開の様子は河北新報にも取り上げられ、東北全体を励ます出来事となりました。

http://www.47news.jp/localnews/miyagi/2011/09/post_20110930104548.html