2011年4月

 物資配布をしながら被災された皆様の必要物資を聞き込みます。軽自動車がやっとというような細い道を入っていった先の民家にも避難者がいたり、いわゆる”指定避難所”とされている場所以外にもたくさんの人が逃げているのです。高齢者が多いところ、子供が多いところ、、、場所によって要望はさまざま。

調理場があるようなコミュニティ施設には調理器具はあるので食品だったり、調理器具から揃えなければ煮炊きすらできない所もあります。4月現在、ライフラインは復旧しておりません。沢に水を汲みに行くためのポリ容器、それをためて置くための大きなタンク、配布される支援物資を仕舞うためのクリアケース、トイレットペーパー、爪切り、大きなものから小さなものまでキリがありません。生活用品すべてです。それら細かな要望を聞きこむため、中まで入っていき、一か所ずつ状況の確認。いろんな人と話をします。全国から届く有難い、物資を、無駄なく平等に配るためです。

 

町民である三浦社長と、漁師の長さん、お二人の町民からの信頼は厚く、心を開いてくださいます。

 

優先度が高いと判断した物資を「ふんばろう東日本支援プロジェクト」スタッフ様に電話で連絡し、HPに掲載して頂く。
      
HPを見た支援者様が、私たちの物資倉庫宛てに直接支援物資を送付。
      
全国から来て下さるボランティアの方々、被災した地元の方と共に仕分けを行い、

必要とされる方の元へ届ける。
      
支援物資を届けながら、必要な物の聞き込みをする事で、常に""必要な物を届けています。

 

 

避難所を細かく回ることで、支援物資を平等に分けられることの他に、もう一ついいことがあります。

それは安否確認ができる事。対面する当事者同士はもちろん、「○○さんは△△にいたよ~」などと情報交換ができること。