2011年3月

色の無くなった町に一際目立つ、「ふんばれ 南三陸町」の文字。私たちの活動をスタートさせた、鮮魚店店主、三浦保志氏が兄弟で掲げた看板です。

町を鼓舞するために鉄骨のみになった鮮魚店跡に掲げられたその文字に、東京から来たボランティアの西條さんは興味を示し話しかけて下さいました。三浦社長は、停電した加工場に残された魚を焼いて避難所に配っていること、町に届く物資を公正公平にわけていること、町で起こっていることを西條さんに伝えました。

西條さんは、「物資を集めるので配ってくれますか」とおっしゃり、その後西條さんがボランティア団体である「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げ、ブログ、ツイッターを通し、活動を広めて下さいました。ほどなくして全国からたくさんの支援物資が届き、たくさんのボランティアがくるようになりました。